対応状況は5つに分けて見る
ディープリンクは、コード上で文字列を作れれば終わりではありません。対象アプリ、OS、通常ブラウザ、SNSのアプリ内ブラウザなどの条件で実際の挙動が変わります。そのため、このページでは次の5項目を分けます。
- 入力判定:トップ画面/APIがそのサービスのURLとして認識するか。
- 直接生成:iOS・Android・Web向けの候補を返すコードがあるか。
- 保存:コアの保存APIがそのURLを受け付け、リンク履歴として保存できるか。
- 短縮・リダイレクト:保存後に端末別の宛先を選ぶ経路があるか。
- 現在の実動作:2026年現在の実端末・各アプリ版本で正常に開くことまで確認できているか。
現在の実装マトリクス
| サービス | 入力判定 | 直接生成コード | コア保存API | 保存後のリダイレクト | 2026実端末確認 |
|---|---|---|---|---|---|
| あり | あり プロフィール・投稿・リール等 | あり | 経路あり・要再確認 | 未確認 | |
| X / Twitter | あり | あり プロフィール・投稿・検索等 | あり | 経路あり・要再確認 | 未確認 |
| YouTube | あり | あり 動画・チャンネル・プレイリスト等 | 受け付ける | 既知の問題あり 保存用helperのiOS宛先にdummy値 | 未確認 |
| TikTok | あり | あり | あり | 経路あり・要再確認 | 未確認 |
| Spotify | あり | あり | あり | 経路あり・要再確認 | 未確認 |
| Amazon | あり | あり | コア保存APIでは不可 | 同等経路なし | 未確認 |
| あり | コードあり・信頼性要注意 | コア保存APIでは不可 | 同等経路なし | 未確認 | |
| Slack | あり | あり team/channel ID形式 | コア保存APIでは不可 | 同等経路なし | 未確認 |
| Google Maps | あり | あり | コア保存APIでは不可 | 同等経路なし | 未確認 |
| Uber Eats | あり | コードあり | コア保存APIでは不可 | 同等経路なし | 未確認 |
「あり」はコード上の実装確認です。対象アプリが現在その形式を受け付けること、すべての端末・ブラウザで開くことを保証する表示ではありません。
直接生成と保存で範囲が違う理由
トップ画面と直接生成APIは10系統のURLを判定するコードを持っています。一方、リンク保存APIがユーザー名・識別子を抽出して保存対象として受け付けるのは、現在のコードではInstagram、X/Twitter、YouTube、TikTok、Spotifyの5系統です。Amazon、Facebook、Slack、Google Maps、Uber Eatsは、直接生成側にコードがあっても、コア保存APIの同じ経路には乗りません。
この差を無視すると、「画面では候補が出たのに、保存・短縮したら同じ動作にならない」という誤解につながります。記事内でサービスを「対応」と書く場合も、どの段階を指しているのかを明示します。
YouTubeは保存経路を別扱いにする
youtube://dummy/... を返す処理が残っています。そのため、本サイトではYouTubeの「直接生成コードがある」ことと「保存・短縮・計測リンクとしてiPhoneで利用できる」ことを分けて案内します。YouTubeガイドでも、この制約を省略して「YouTube短縮リンク対応」とは書きません。修正・実端末再検証が完了した場合は、Product Fact SSOTを更新したうえでこの表も更新します。
Google Mapsは変換しない方が自然な場合がある
Googleは、幅広い環境でGoogleマップを起動する用途にはクロスプラットフォームのMaps URLを案内しています。iOS専用の comgooglemaps:// も公式に説明されていますが、通常の共有リンクを必ず専用スキームへ変換すべき、という意味ではありません。
そのため、Google Mapsを「変換できるサービス」とだけ説明するのではなく、通常のMaps URLを使うケースと専用形式を検討するケースを分けます。
Spotifyも「URIへ変換」が常に正解ではない
Spotifyは spotify: URIを公式開発者資料で説明していますが、iOSのContent Linkingでは、確認ダイアログやフォールバックを考慮してWeb/content linkを使う方法が案内される場面があります。用途によっては open.spotify.com のURLをそのまま共有する方が適切です。
Spotify URLとURIの使い分けで判断基準を整理しています。
Amazonアソシエイトリンクは計測を別問題として考える
Amazonアソシエイトを利用する場合、公式資料ではリンクURLに含まれるアソシエイトIDやトラッキングIDが成果認定に関係します。商品URLを独自スキームへ変換したときに、その計測が同じように維持されることは現在確認できていません。
そのため、Amazonリンクの記事では、アプリ起動だけを理由にアフィリエイトURLの変換を推奨しません。
実際に使う前の確認項目
- 元のHTTPS URLが通常ブラウザで正しく開く。
- 対象アプリが端末にインストールされている。
- iOSとAndroidを別々にテストする。
- SNSのアプリ内ブラウザとSafari/Chromeなど外部ブラウザを分けて確認する。
- 失敗しても利用できるWebフォールバックを残す。
- 保存・短縮を使う場合は、この表でそのサービスの保存経路を確認する。
開かない原因を確認したい場合
対応表だけでは判断できない場合は、アプリ導入状態、ブラウザ、リンク形式、対象URLの順に切り分けます。
開かない時の確認方法を見る現在の公開準備段階では、未確認のジェネレーター利用URLや料金情報は案内していません。
主な確認資料
- Spotify for Developers: iOS Content Linking
- Amazon Associates: モバイルアプリでのトラッキング方法
- Google Maps URLs: Get Started
- Slack Developer Docs: Deep linking into Slack
製品機能の記述は、FREEWEB側のProduct Fact SSOTで2026年8月23日にコード確認した内容を基準にしています。プラットフォーム仕様は変更されるため、公開前にも再確認します。