結論:不特定多数へ地図・店舗・ルートを共有するなら、まずGoogle Maps URLをそのまま使うのが第一候補です。iOS固有機能など、明確な理由がある場合だけ専用URL schemeを検討します。

Google Maps URLsはクロスプラットフォーム用

Google for DevelopersのMaps URLs資料では、共通のURL形式からGoogleマップを起動し、検索、経路、ナビゲーション、地図表示などを行えると説明されています。URL構文はプラットフォームをまたいで共通で、Google APIキーも不要です。

たとえば、場所検索や経路を表すURLをWeb、Android、iOSで共有できる設計です。GoogleのiOS向け資料でも、幅広い利用ではMaps URLsを推奨しています。

iOSの comgooglemaps:// は何のため?

GoogleはiOS向けに comgooglemaps:// などのURL schemeも公式に説明しています。これはGoogle Mapsアプリを起動して検索や経路表示などを行うための方法です。

ただしGoogleは、iOS 9以降ではGoogle Maps URLのUniversal Linksも利用でき、一般的な利用ではクロスプラットフォームのMaps URLsを推奨しています。専用schemeは、モバイル固有機能などが必要な場合の選択肢です。

つまり:「Googleマップをアプリで開きたい = 必ず comgooglemaps:// に変換する」ではありません。

専用schemeを使うならアプリ導入確認が必要

GoogleのiOS URL Scheme資料では、専用schemeを起動する前にGoogle Mapsアプリがインストールされているか canOpenURL などで確認するよう案内しています。

WebページやSNSリンクでは、リンクをタップする全ユーザーのアプリ導入状態を事前に把握できないため、通常のMaps URLをfallbackとして残すことが重要です。

現在の製品実装との違い

現在の製品コードにはGoogle Maps URLを判定し、iOS向け comgooglemaps:// 候補やAndroid向け geo: 候補を生成する処理があります。

一方、コア保存APIはGoogle Mapsを保存対象の5系統には含めていません。また、Google公式の推奨を踏まえると、生成できるからといって必ず変換する必要はありません。

どの方法を選べばよい?

用途第一候補理由
SNS・メール・Webで店舗/場所を共有Google Maps URLクロスプラットフォームで扱いやすく、Googleが広く推奨。
経路・ナビゲーションURLを広く共有Maps URLs共通構文でAndroid/iOS/Webを扱える。
iOSネイティブアプリからGoogle Maps固有機能を使うiOS URL schemeを検討アプリ導入確認などをアプリ側で制御できる。
利用者環境が不明通常Maps URLを残す専用アプリ未導入時の到達性を保ちやすい。

Maps URLを作る時の基本

GoogleのMaps URLsでは api=1 を含む形式が基本で、検索ならquery、経路ならorigin/destinationなどのパラメータを使います。場所を正確に識別したい場合はPlace IDも利用できます。

共有元がGoogleマップアプリであれば、まずGoogleマップの共有機能から得たURLを使うのが分かりやすい方法です。

アプリ内ブラウザでは別問題が起きることもある

Google Maps URL自体が適切でも、SNS内ブラウザ/WebViewの遷移処理によって外部アプリ起動が変わる場合があります。SNS内だけ開かない時は、外部ブラウザとの切り分けを試してください。

現在の製品対応

Google Mapsは直接生成コードがありますが、コア保存APIと同等の保存/短縮経路はありません。Google Mapsの対応状態では、この違いを分けて表示しています。

変換する前に、通常Maps URLで十分か確認する

Google Mapsでは「変換しない」判断も正解です。現在の機能範囲を確認してから選んでください。

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