結論:QRコードには、まず正しいHTTPS URLまたは検証対象のdeep linkを入れます。読み取り後のアプリ起動・Web fallback・未インストール時まで実端末で確認します。
QRコードの役割
QRコードはURL文字列をカメラなどへ渡す手段です。同じURLをブラウザに貼り付ける場合とリンク先の基本仕様は変わりません。custom schemeが無効ならQRにしても有効にはなりません。
テスト用途で便利
Google Adsのdeep-link validatorでは、検証したdeep linkを実端末で確認するためQRコードを使う手順が案内されています。PCで確認したURLをスマホへ転送する時に、チャットやメールを介さず試せる点が便利です。
QRに入れるURLを決める
| 目的 | QRに入れる候補 |
|---|---|
| 一般ユーザーへ配布 | Web fallbackを持つHTTPS URLを第一候補にする。 |
| scheme単体の技術テスト | 対象custom scheme。ただし未導入端末では失敗し得る。 |
| Android Intentテスト | Intent URL。fallbackの有無も確認。 |
| 保存/短縮リンクの確認 | 最終的に配布する短縮URLそのもの。 |
印刷物ではfallbackを重視する
ポスター、名刺、チラシなどは配布後すぐ修正できません。第三者アプリのschemeだけをQRへ固定すると、将来の仕様変更やアプリ未導入で使えなくなる可能性があります。長期配布物では管理可能なHTTPS URLをQRにし、その先で適切に案内する設計の方が保守しやすい場合があります。
短縮URLを挟む場合
短縮URLは後から遷移先を変更できる利点がありますが、広告や特定プラットフォームではredirect型deep linkが制限される場合があります。用途ごとに短縮URL/リダイレクトの注意点を確認してください。
現在の製品QR機能
現在の製品コードには、共有画面でQR画像を表示する実装があります。外部のQR画像生成サービスへ内容を渡す方式です。
確認できていないこと:独自ロゴ、色、エラー訂正レベルなどを自由に編集する「カスタムQRデザイン機能」が実装済みとは扱いません。また、外部QR生成サービスを使うため、機密情報をQR内容へ入れる用途には注意が必要です。
確認チェックリスト
- QRの内容が意図したURLそのものか。
- iPhone/Android双方で読み取れるか。
- アプリ導入済み/未導入で結果を確認したか。
- 通常ブラウザとSNS内ブラウザで必要なテストをしたか。
- 印刷前に本番URLを確認したか。
- 機密トークンや個人情報をURLへ入れていないか。